営業マンがアプローチする見込客のうち、成約まで到達できるのはごく一部。

また、一件成約してもすぐさま新たな営業活動に勤しむなど、努力し続けることが求められるので、モチベーションを継続的に維持することも営業マンの重要な能力と言えるかと思います。

今回は、歴史的な有名人や現代の起業家など、さまざまなジャンルのリーダーによる、モチベーションを維持するのに役立つ名言をご紹介。

皆さんの明日の活力につながる言葉と出会えたら嬉しいです。

偉人の名言から紐とく営業としての心得

偉人の名言から紐とく営業としての心得

営業として活躍している皆さんは、一度は苦しい経験したことがあるのではないでしょうか。毎日営業数字に追われ、追い詰められたとき。何のために仕事をしているのか、分からなくなってしまったとき。

そんな時、営業としての醍醐味を再認識し、再起させてくれる「名言」を今回紹介します。

名言1:「無理に売るな。客の好むものも売るな。客のためになるものを売れ。」(松下幸之助)

 これは、「経営の神様」と称される松下幸之助の言葉です。営業としての本質を突いた言葉でしょう。

お客様がおっしゃっている要望通りにこなせば結果が付いてくるということはしばしばあるかもしれません。

しかし、それではお客様にとって、代わりがきく営業マンの一人にすぎません。

「お客様よりも、お客様のことを知る」という言葉もありますが、お客様の言葉の裏には何があるのか。

お客様の要望の根源は何があるのか。お客様の商売によって、何が有益なのか。考え抜いて、本当にその人や会社のためになることを提供する営業マン、ないしパートナーを目指してほしいという思いが込められているかもしれません。

名言2:「私の最大の光栄は、一度も失敗しないことではなく、倒れるごとに起きるところにある」(本田宗一郎)

 ホンダ自動車創業者である本田宗一郎の言葉です。

Hondaグループのフィロソフィーにも「夢」を原動力とし、挑戦する姿勢を大事すると明文化されておりますが、本田宗一郎自身、現在の栄光を掴むまでに夢に向かって何度も失敗を重ね、挑戦してきた歴史を持ちます。

何事にも失敗は付き物であり、何かに挑戦している証であるということを伝えてくれる言葉です。成功は失敗の先にある。今苦しい曲面におかれているあなたも、成功まであとわずかかもしれません。

名言3「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。」(王貞治)

野球に疎い人でもご存知な人が多いのではないでしょうか。

これは「世界の王」と称された王貞治の言葉です。王さんの持論として、「報われない努力はない」ということがありますが、これには様々な意見があるのではないでしょうか。

確かに、すべての努力が結果に結びつくことはないかもしれません。

しかし、本気で努力を積み重ねていたら、当初目指していた目標や成果の結果だけでなく、周囲の人に認めてもらえたり、お客様にその熱意が伝わって、新しいきっかけやチャンスにつながることもあります。

努力を続けていたら、現状を少しプラスに変えてくれる機会に出会えるかもしれませんね。

名言4「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。」(野村克也)

 これも、偉大な野球選手として名高い野村克也の言葉です。負けや失敗、結果につながらないという場面には、必ず理由が存在するという意味の名言です。

現役引退後も、名監督して田中将大選手をはじめ、有名な野球選手育成も手掛けられた野村さんだからこその言葉でしょう。うまくいく時には、タイミングやちょっとした運も関係して、結果につながることがありますが、うまくいかない時には必ず原因があります。

その際に、しっかり原因を振り返り、改善策を考え、行動を変えてみる。これが成功への道であると示してくれる言葉でしょう。

名言5「失敗?これはうまくいかないということを確認した成功だよ。」(トーマス・エジソン)

この言葉も、今までの名言に通じるところがありますね。これは世界的偉大な発明家、トーマス・エジソンの言葉です。

現代の生活家電技術にもつながる白熱電球をはじめ、生活における画期的な製品を人類初で数多く生み出した発明家です。天才だからできたのではないか、と思われるかもしれませんが、実はエジソンは非常な努力家としても有名です。

幼いころから教育をうまく受けることができず、耳も不自由だったと言われています。周囲の人から失敗を批判されても、これは成功への軌跡である、必然なことであるととらえ、継続し続けてきたのです。

失敗や挫折を悔やむのではなく、前向きにとらえて取り組むことも大事ですね。

名言6「型をしっかり覚えた後に、型破りになれる。」(18代目 中村勘三郎)

歌舞伎界に大きな影響を与えた歌舞伎俳優、18代目 中村勘三郎の言葉です。

歌舞伎俳優として人気を博した勘三郎さんですが、人気の要因のひとつは進取的な演劇活動でした。積極的な取り組むうえで、非常に基本を重視する俳優としても知られています。

何かにとりかかるうえで、突飛なことにいきなりチャレンジするのではなく、基本に忠実に、凡事徹底が自分の強みとなり、その積み重ねの先にもう一段先の成長がある。迷ったときは改めて基本に立ち返り、自分の行動を見直してみるのも良いかもしれません。

名言7「君の立場になれば君が正しい。 僕の立場になれば僕が正しい。」(ボブ・ディラン)

これは、グラミー賞やアカデミー賞など数々の賞を受賞し、ロックの殿堂入りも果たしたユダヤ系アメリカ人のミュージシャン、ボブ・ディランの言葉です。自分の正は、他人の正ということではないという意味の言葉ですね。

お客様から理不尽な扱いや言葉を投げかけられて、嫌な気持ちになったことがある人も多いのではないでしょうか。

この人はなんでこんなことをいうのだろう。こんなにいい提案で、お客さんのためにもなるのに、なぜ聞く耳を持ってくれないのだろう。しかし、お客様の立場に立ち切った際に見え方が変わるかもしれません。

その人の社内での立ち位置、仕事におけるミッション、その人のキャリアプラン・・。お客様も人間です。言葉の裏側にあるその人の本音に気づけたとき、お客様との関係性も変わってくるかもしれません。

名言8「むずかしいことはできても、平凡なことはできないというのは、ほんとうの仕事をする姿ではない。」(松下幸之助)

 こちらも松下幸之助の言葉です。中村勘三郎の名言にも通じますが、当たり前行動の大切さを再認識させてくれる名言です。

どんなにいい提案ができても、どんなにいい商品を考え付くことができても、営業としての礼儀やマナー、当たり前行動ができていないと信頼を勝ち取ることはできません。

小さな信頼の積み重ねで、お客様との関係性が強固になり、お客様のことを深く理解することできる。理解をすることで、良い営業を行うことができます。当たり前を当たり前に行うことは、意外と大変なことですが、一番大切なことですね。

名言9「何かを成し遂げようという気持ちがなければ、世間のどこへ行っても頭角を現すことはない。」(アンドリュー・カーネギー)

 こちらは偉大な実業家であり、「鋼鉄王」とも称されるアンドリュー・カーネギーの言葉です。

どんなに才能があっても、力があっても、そこに意志がなければ、活かしきることができないということを気づかせてくれます。何か大きな目標を達成しようと思ったとき、自分の意志を貫き、やりきるということが大事です。

これはビジネスの局面だけでなく、スポーツや芸術などのあらゆる分野においても、活躍している人に共通して言えることではないでしょうか。

意志あるところに人は集まります。自分のやりたいこと、やったほうがいいと思ったことは、しっかり言葉にしてお客様にも伝えてみることが大切ですね。

名言10「売るのをやめよう。助けることを始めよう」(ジグ・ジグラー)

こちらは、自己啓発分野において有名なジグ・ジグラーの言葉です。自身も営業経験を持ち、高いパフォーマンスを発揮。

その経験を通じて、モチベーションスピーカーとして多くのプラスな影響を与える思想を発信してきました。他にも多くの名言を残しておりますが、その中でも営業の醍醐味を表現している言葉として有名な言葉を紹介します。

営業としてのミッションは、売上をあげることではありますが、営業としての提供価値とは何でしょうか。お客様にとって、自分は商品を売るだけの人で良いのか。お客様に喜んでもらうには。本当に求められていることは何か。

お客様にとって、物売りではなく、事業成長・商売発展の一パートナーとなることを意識してみると、目の前の仕事の意味合いも変わってくるかもしれません。

【営業名言10選】まとめ

【営業名言10選】まとめ

本日は、10個の偉人たちの名言を紹介しました。

プラスになれる、明日の活力になる言葉には出会えましたでしょうか。

どんなに大きな成功を収めている人でも、最初から成功を掴んでいる人は誰もいません。苦悩の先に、成功があります。今悩んでいることも、成功への軌跡の一部です。