アイスブレイクで何を話せば良いのかわからない営業マンは多いと思います。

「気まずい雰囲気になったらどうしよう」など弱気になってしまうことも十分に理解できますが、このアイスブレイクは商談を有利に進めるために非常に重要な役割を持ちます。

今回の記事では、そんなアイスブレイクの重要性から方法までを説明してきます。

1.営業におけるアイスブレイク何かとは?

まずは、営業におけるアイスブレイクとは何かということから説明していきます。

アイスブレイクとは?

営業アイスブレイクとは、営業活動において最初にお客様とコミュニケーションをとるための手法であり、ビジネスにおいて初めての接触の場面で用いられます。一般的には、お客様との関係性を築くために、相手の心を開かせるようなコミュニケーション技術や話題の提供を行うことが求められます。営業アイスブレイクは、顧客の意見や要望を把握するための重要な機会でもあるため、適切なコミュニケーションスキルやテクニックを駆使することが必要です。

アイスブレイクの目的とは?

営業アイスブレイクの目的は、顧客との関係を築くことです。顧客との距離感を縮め、親近感を持ってもらうことができるようなコミュニケーションをとり、お互いの信頼関係を構築することが求められます。また、顧客の意見や要望を把握し、顧客のニーズを理解することも目的のひとつです。これらの情報は、将来的なビジネスの展開につながるため、営業アイスブレイクは非常に重要な役割を果たします。

営業アイスブレイクの効果とは?

営業アイスブレイクの効果は、お客様との信頼関係を構築することができる点にあります。お客様が営業担当者との会話を楽しんでくれたり、気にかけてもらえたりすると、その後のビジネスにおいてもよりスムーズに進む可能性があります。また、営業アイスブレイクを通じて、お客様のニーズを理解することができ、それに合わせた提案を行うことができるため、効果的な販売戦略の立案につながることがあります。

2.タイプ別営業アイスブレイクの種類

営業のプロとして、アイスブレイクは営業活動の成功に欠かせない要素の1つです。ここでは、営業アイスブレイクの種類について解説します。

タイプ別営業アイスブレイクの種類

営業アイスブレイクには、プロダクト中心型、顧客中心型、クリエイティブ型の3つのタイプがあります。

【プロダクト中心型アイスブレイク】

プロダクト中心型アイスブレイクは、商品やサービスに関する話題から始めるタイプです。商品の特徴やメリットを紹介することで、顧客の関心を引き出すことができます。

【顧客中心型アイスブレイク】

顧客中心型アイスブレイクは、顧客自身に関する話題から始めるタイプです。顧客の興味や関心事を引き出すことで、親近感を生み出し、信頼関係を築くことができます。

【クリエイティブ型アイスブレイク】

クリエイティブ型アイスブレイクは、創造性を刺激するトピックから始めるタイプです。普段あまり話さないような趣味や嗜好について話すことで、新たなつながりを生み出すことができます。

どれが良いというわけではありませんが、自身に合う内容をものを場数を踏んで見つけていくことが必要です。

また、次の通り、シチュエーション別の営業アイスブレイクの種類もあるため、そちらもあわせて紹介します。

【会議の冒頭でのアイスブレイク】

会議の冒頭でのアイスブレイクは、参加者同士の緊張感を緩和するために行われます。参加者同士が知らないことを聞くことで、コミュニケーションをスムーズに進めることができます。

【新規顧客へのアプローチでのアイスブレイク】

新規顧客へのアプローチ時には、相手の関心やニーズを引き出すアイスブレイクが必要です。そのためには、以下のような方法が効果的です。

  • 相手の興味を引くフレーズを用いる
  • 相手の立場になって話す
  • 相手のニーズに関する質問をする

例えば、「今回は、お話しいただける機会をありがとうございます。私たちは、顧客のビジネス課題解決に向けて専門的なサポートを提供しています。ご興味をお持ちいただけましたら、お話しさせていただけますか?」というようなフレーズは、相手の関心を引きつけることができます。

また、相手の立場になって話を進めることも重要です。相手がどのようなビジネス課題を抱えているのか、どのようなニーズを持っているのかを聞き出し、それに対して、自社の製品やサービスがどのように役立つかをアピールすることが大切です。

【セールスプロモーションイベントでのアイスブレイク】

セールスプロモーションイベントでのアイスブレイクは、多くの人々が集まる場で行うことが多いです。そのため、以下のようなアイスブレイクが有効です。

  • グループ分けをする
  • 名前や職業など、自己紹介をする
  • クイズやゲームをする

グループ分けをすることで、参加者同士の距離が縮まり、より親密なコミュニケーションができます。また、自己紹介をすることで、相手との共通点や話題を見つけることができ、会話のきっかけになります。さらに、クイズやゲームをすることで、参加者同士のコミュニケーションが促され、楽しい雰囲気を作ることができます。

営業アイスブレイクに必要なコミュニケーション能力

タイプやシチュエーションなどのアイスブレイクの種類を理解した中で、営業アイスブレイクで成功するためには、営業マンの根本の力となる適切なコミュニケーション能力が必要です。コミュニケーション能力を向上させるためには、以下のような方法があります。

営業アイスブレイクで重要なコミュニケーション能力

  • アクティブリスニング:相手の話を注意深く聞くことで、相手との信頼関係を築くことができます。
  • コミュニケーションの適応力:相手の個性や状況に合わせて、コミュニケーションのスタイルを適切に変えることができます。
  • 質問能力:相手の興味や問題点を引き出すために、適切な質問をすることができます。

コミュニケーション能力を向上させる方法

  • 聴く力を鍛える方法:相手の話を注意深く聞くことができるよう、自分自身を訓練します。例えば、リラックスして相手を見つめ、疑問点をメモしておくなどの方法があります。
  • 質問力を鍛える方法:相手の状況やニーズを理解するために、適切な質問をする能力を鍛えます。例えば、オープンエンド型の質問を使い、相手がより詳細に説明できるよう促す方法があります。
  • コミュニケーションの適応力を鍛える方法:相手の状況や個性に合わせて、コミュニケーションスタイルを適切に調整するために、練習を積むことが必要です。例えば、ビジネスマナーを習得する、ロールプレイをして状況に合わせた対応を練習するなどの方法があります。

営業アイスブレイクの注意点

営業アイスブレイクは、コミュニケーションを円滑にし、商談につなげるために非常に重要な役割を果たすと説明してきました。しかし、いくつかの注意点に留意する必要があります。

【適度な距離感を保つことが大切】

過剰な親密さや距離感の近さは、相手に不快感を与えることがあるため、相手のリアクションを見ながら適度な距離感を保つことが大切です。

【顧客のプライバシーに配慮することが必要】

顧客のプライバシーは大切なことであり、不適切なアイスブレイクがトラブルの原因になることがあります。話題を選ぶ際に、顧客のプライバシーに配慮し、慎重に話題を選ぶようにしましょう。

【センシティブなトピックには触れないようにすることが必要】

政治や宗教、人種差別、セクシャルハラスメントなど、センシティブなトピックには触れないようにしましょう。相手に不快感を与え、商談がうまく進まなくなる可能性があるため、注意が必要です。

【フレーズの使い方には注意が必要であることを理解することが必要】

アイスブレイクに使うフレーズは、その言葉によって相手の反応が大きく異なることがあります。注意深く言葉を選び、相手の反応を見ながら調整することが重要です。また、ジョークや皮肉の使い方には注意が必要です。

まとめ

いかがでしょうか。

営業は天性の才能があるに越したことはないですが、そのような才能を持つ人は限られています。逆を言えば、そのような才能を持たない営業マンの方が大多数です。ただ、そのような才能を持たない人でも、今まで説明をご覧いただくとわかる通り、場数、知識がある=引き出しがあるということが何にも代えられない営業マンとしての土台を作ります。

今一度、前述したタイプや注意点を踏まえ、次の商談から是非活かしてください。